こんにちは、ケントです。

今回は、大型犬とペット保険の話をします。

ハスキーと暮らしていると、ごはんの量も、使う物のサイズも、とにかく大きいです。さらに、体重に応じて薬の量が変わる治療などでは、医療費もかさみやすくなります。

本記事の内容

  1. 大型犬の医療費が高くなりやすい理由
  2. 大型犬の保険料が高い理由
  3. ペット保険が必要な人・貯金でもいい人
  4. 大型犬のペット保険の選び方6つ
  5. 加入のタイミングと注意点

先に結論です。

大型犬は「一度の大きな治療」に備える意味で、ペット保険を検討する価値が高い犬種です。ただし、月額の安さだけで選ぶと「いざという時に使えなかった」となりがちなので、補償の中身を確認してから選びましょう。

※保険の内容は会社やプランによって大きく違います。この記事は一般的な考え方をまとめたもので、最終的な判断は各社の重要事項説明書で確認してくださいね。

大型犬の医療費が高くなりやすい理由

屋外を一緒に走る2頭の犬

薬の量が体重で変わる

同じ病気で同じ治療を受けても、薬の量は体重に合わせて決まることが多いです。体重が30kg近い大型犬と、数kgの小型犬では、同じ薬でも必要な量がまったく違います。

麻酔や点滴なども同じで、体が大きいぶん費用がかさみやすくなります。

大型犬に多いといわれるトラブル

大型犬は体重がある分、関節や骨に負担がかかりやすいです。保険会社の解説では、次のような病気やケガが大型犬で注意したいものとして挙げられています。

  • 股関節形成不全
  • 前十字靭帯の断裂
  • 胃拡張・胃捻転
  • 拡張型心筋症

手術や入院が必要になるものも多く、保険会社が紹介している事例では、股関節形成不全の手術と約20日の入院で、治療費が約98万円になったケースもあります。

年齢とともに医療費は増える

アニコムの「家庭どうぶつ白書」(2021年)では、犬の年間診療費は1歳で約5万1千円、15歳では約24万円と、年齢とともに大きく増えることが紹介されています。

また、アニコム損保の調査では、2025年の犬1頭あたりの「ケガや病気の治療費」は平均で約8万9千円でした。

これは犬全体の平均なので、大型犬の場合はもう少し上ぶれする可能性がある、と考えておくと安心です。

大型犬の保険料が高い理由

屋外で落ち着いて過ごす犬

ペット保険の保険料は、多くの会社で「犬の体格(小型・中型・大型)」や「犬種」「年齢」によって変わります。

大型犬の保険料が高めなのは、ここまで話したとおり、治療1回あたりの費用が大きくなりやすいからです。

さらに、年齢が上がるにつれて保険料も上がるプランが一般的です。

つまり、

  • 若いうちは「高いけど、まだ手が届く」
  • シニアになると「保険料も医療費もどちらも上がる」

という構造になっています。

月々の保険料だけでなく、10歳前後になったときの保険料もシミュレーションしておくのがおすすめです。

ペット保険が必要な人・貯金でもいい人

室内でこちらを見つめる大型犬

ペット保険は、全員に必須というものではありません。

ペット保険を検討したほうがいい人

  • 急に数十万円の出費があると、家計が苦しくなる
  • 子育て中など、ほかにもお金がかかる時期にいる
  • お金のことを気にせず、治療の選択肢を選びたい
  • 関節や心臓など、犬種的に気になる病気がある

貯金で備えるのもありな人

  • 犬の医療費専用の貯金を、すでにまとまった額で用意できている
  • 毎月の保険料ぶんを、犬用口座に確実に積み立てられる

保険に入らない場合でも、「何かあったら考える」ではなく、犬の医療費用のお金を別に分けておくことが大切です。

大型犬のペット保険の選び方6つ

室内で過ごす大型犬

1. 補償割合(50%・70%・100%など)

治療費のうち、何%を保険でカバーするかです。割合が高いほど安心ですが、保険料も上がります。大型犬は1回の治療費が大きくなりやすいので、自己負担がいくらになるか計算してみましょう。

2. 補償範囲(通院・入院・手術)

「通院・入院・手術」すべてをカバーするプランと、「入院・手術」に絞ったプランがあります。手術に絞ったプランは保険料を抑えやすい一方で、通院が続く病気には弱くなります。

3. 年間の上限額と回数・日数の制限

1年間で受け取れる金額の上限や、通院・入院の日数制限があるかを確認します。大型犬の手術は高額になりやすいので、1回あたりの上限額も見ておきたいポイントです。

4. 補償対象外の病気・治療

ワクチンや健康診断、避妊・去勢手術などの予防的な費用は、対象外になることが多いです。また、先天性・遺伝性の病気や、加入前からある病気の扱いは会社によって違います。

5. 待機期間

加入してすぐは補償されない「待機期間」を設けている保険もあります。病気とがんで期間が違うこともあるので、確認しておきましょう。

6. 新規加入の年齢上限と保険料の上がり方

新規で加入できる年齢は、多くの保険で7〜12歳ごろまでとされています。更新時の保険料の上がり方や、終身で継続できるかもチェックしてください。

加入のタイミングと注意点

草地でくつろぐ大型犬

加入するなら、健康なうち・若いうちが基本です。

病気が見つかってからだと、その病気が補償の対象外になったり、加入自体が難しくなったりすることがあります。

もうひとつ大事なのが、申し込みのときの「告知」です。過去の病気や治療中のことを正しく伝えないと、あとから契約を解除されることもあります。わからないことは、申し込み前に保険会社へ問い合わせましょう。

大型犬を迎える前の心構えは、こちらの記事でも詳しく話しています。

大型犬を飼うメリット・デメリットを全部話す|それでもぼくが選んだ理由

ハスキーを迎える準備全体を知りたい人は、こちらもどうぞ。

シベリアンハスキーの飼い方完全ガイド|初心者が後悔しない7つの心得

よくある質問

屋外でこちらを見る犬

大型犬は必ずペット保険に入るべきですか?

必須ではありません。急な高額治療を家計から払えるか、犬用の医療費を別に確保できるかで判断します。保険料と補償条件を比べ、貯金と組み合わせる方法もあります。

大型犬は何歳まで新しく加入できますか?

新規加入できる年齢上限は保険会社とプランで異なります。年齢だけでなく、既往歴の扱い、更新可能年齢、年齢ごとの保険料も確認してください。

持病があってもペット保険に入れますか?

加入できる場合でも、その病気が補償対象外になることがあります。告知内容や審査は各社で異なるため、申し込み前に重要事項説明書を読み、保険会社へ確認しましょう。

参考にした情報

屋外を一緒に走る2頭の犬

まとめ|大型犬こそ「大きな出費」への備えを

屋外で落ち着いて過ごす犬
  • 大型犬は薬の量や手術の規模が大きくなりやすく、医療費も保険料も高め
  • 保険は「一度の大きな治療」への備えとして考える
  • 補償割合、補償範囲、上限額、対象外、待機期間、加入年齢の6つを確認する
  • 保険に入らない場合も、犬の医療費用のお金は別に分けておく
  • 加入するなら、健康で若いうちに

大型犬との暮らしは、楽しいことも大変なこともたくさんあります。

お金の備えがあると、いざという時に「どの治療を選ぶか」を、落ち着いて考えられます。

ぜひ、あなたの家族とワンちゃんに合った備え方を見つけてみてくださいね。

それでは、今回はこのへんで。

ケントでした。

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